新年おめでとうございます。
ミスターTです、今年もよろしくお願いします。
今回は山口県が生んだ、偉大な名優 松田優作さんの出演作をテレビドラマと映画の中からいくつか紹介したいと思います。
個人的に日本の俳優の中でナンバーワンに大好きな人です、最高です。
①探偵物語
②太陽にほえろ
③蘇る金狼
④ブラックレイン
探偵物語
1979年に放送されたテレビドラマです。
最高に大好きな作品です、アクションスターとしての優作さんの代表作だと思います。
「ハードボイルドな探偵」 でも口数は多いし、やたらと沢山の主義はある。
ファッションも独特で、コミカルな演出やストーリー。
ユーモア溢れるアドリブ、しかし派手なアクションシーンでも高い身体能力を生かしてスタント無しで演じ。
脇役のキャラクターも立っているし、色々な面で独自の世界を作っています。
とにかく 優作さんが最高にカッコいいです。
テレビでも映画でも出演作全てに共通する特徴として、高い身長と長い手足、ボクサーのように引き締まった体でほとんどのシーンでスタント無しで演じています。
それと、紛らわしいのですが、後に作られた同名の映画も優作さん出演ですが、ストーリーや人物など関係性は全然ありません。
太陽にほえろ
石原プロダクションの看板にして、有名すぎるテレビドラマで、優作さんの名前を全国区にした作品です。
ルックス、声、演技のどれも存在感抜群でしたが。
一番印象に残るのはやっぱり「殉職」のシーンですね。
モノマネされたり、優作さんの「ジーパン刑事」はインパクト絶大です。
歴代の出演者の中でも際立った存在感だと思います。
石原プロダクションの作品では他にも「大都会 パートⅡ」にも出演しているなど、あの石原裕次郎に可愛がられていたらしいです。
蘇る金狼
活躍の場所を映画にシフトし始め「俳優 松田優作」はどんどん凄くなっていきました。
作品の設定や演出、演技に対して細かいところまで徹底的にこだわり。
ストイックに役柄と向き合うことで、それまでの「荒々しい アクションスター」のイメージから「演技派 俳優」に変わっていきました。
様々な役を演じ分け、活躍の場をどんどん広げて行きます。
演技の中での迫力や、内に秘めた「狂気」など圧巻の芝居です。
この頃の出演作は他に「野獣死すべし」「家族ゲーム」「ア・ホーマンス」等色んなジャンルに出演して、独特の世界をつくりあげています。
特に「蘇る金狼」「野獣死すべし」では、原作は骨太のハードボイルドな作品ですが。
正に鬼気迫る演技で、見るものを引き込みます。
一見の価値ある作品です。
ブラックレイン
ハリウッド作品デビューにして最後の作品です。
有名作ですし、名作ですねこれも必見です。
特徴である「内に秘めた 狂気」「鬼気迫る演技」「圧倒的な迫力」などは、もっと磨き上げられています。
なおかつそれらが「洗練」されたイメージです。
個人的な感想ですが、あの「高倉健」そしてハリウッドスターの「マイケル・ダグラス」との競演ですが。
一番輝いているのは間違いなく 松田優作 です。
最後に
余りにも早すぎる死去が残念でなりません、アメリカでの評価も非常に高くもっと活躍の場を広げる矢先に・・・
ですが、幾つもの素晴らしい作品を残してくれた事に感謝しています。
そして、ご冥福をお祈りいたします。