坂本龍馬を訪ねて 寺田屋

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知識

こんにちは、代表の嶋田です。

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寺田屋

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現在寺田屋を称する建物(同一敷地内)には、事件当時の「弾痕」「刀傷」と称するものや「お龍が入っていた風呂」なるものがあり、当時そのままの建物であるかのような説明がされていますが、残念ながら『寺田屋』自体焼失しているのですから、当然、刀痕、弾痕、お風呂、全て当時のモノではありません。

現在の寺田屋の建物は明治38年(1905年)に登記されており、特に湯殿がある部分は明治41年(1908年。お龍はその2年前に病没)に増築登記がなされているなどの点から、専門家の間では以前から再建説が強かったんです。

京都市歴史資料館のウェブサイトにある「いしぶみデータベース」では、「寺田屋は鳥羽伏見の戦に罹災し、現在の建物はその後再建したものである。」と紹介されています。

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坂本龍馬は薩摩藩の紹介で寺田屋を京の宿として利用されました。

この上の写真(梅ノ間)はその当時坂本龍馬が愛用した部屋で慶応2年(1866年)1月23日の幕史の襲撃を受けた時もこの部屋に泊まっていました。

この時は負傷しながらも脱出に成功し薩摩藩に保護されたと伝えられてます。

また梅ノ間に掛る坂本龍馬の掛軸は、幕末の風雲急を告げ薩長連合に東奔西走する坂本龍馬の身に忍びよる殺気を感じた女将お登勢が嫌がる龍馬に奨めて街の画家に描かせた龍馬遭難直前の生彩えきえきたる絵像です。

計らずもこれが絶後のものとなり京都円山公園の銅像モデルとなりました。

興味津々です

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息子はやはり来たいと言っていただけあって興味津々です。どの部屋を見て回るのも一番見ていたのは息子でした。が、どうやら何かを探しているようで聞くと「血の痕があるらしい」と。

ですが残念ながら再建された建物なので、血の痕はありません。

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階段はやはり低くなっておりこの時代特有、厳密にいえば江戸時代から刀が抜けない作りになっていますね。

再建されたとはいえ歴史を感じるこの建物、歴史の勉強、宿泊もできますので坂本龍馬好きならば行ってみてはいかがですか?

寺田屋地図

京都市伏見区南浜町263
TEL:075-622-0243
OPEN
10:00 〜 15:40
休日:年始1/1〜1/3 月曜不定休あり(オフシーズン有)
京阪電車「中書島駅」下車徒歩約5分
市バス「京橋」下車徒歩約2分
利用料:大人400円・中高大学生300円・小学生200円(幼児入場不可)

宿泊の場合

TEL:075-622-0252(10:00-20:00)
料金:素泊り6500円、朝食付き別途500円
予約制:宿泊の1ヶ月前より受付(日曜、月曜は予約受付不可)
禁止事項:持込み禁止(酒類、食品)、全館禁酒禁煙
チェックイン 18:00(門限20:00)
チェックアウト 9:00(翌日)
宿泊可能の部屋:2階、梅の間以外の5部屋