スマホはここ3年以上Xperia Z3(sol26)を使っていましたが、さすがに寿命なのか…タッチ切れを起こすようになってしまいました。
タッチ切れというのは、タッチパネルの一部分が見事に反応しなくなる症状で、Xperiaに多いとは聞いていましたが自分にも同じことがいきなり起こるとは…。
ちなみに一度同じような状態で修理に出して新品交換になったことがあります。
じゃあ今回も修理に…と少し考えたのですが、今使っている格安SIM会社のmineoで「持込み端末安心保証サービス」に加入していなかったので保証を受けることができません。
持ち込み端末安心保証サービスに入ると月々500円かかるので、月々の料金2,190円に、実に25%近く上乗せされることになってしまいます。
だから入らなかったのですが、そうなると新しい機種を購入するのがいいなという結論になりました。(ちなみに持ち込みのXperia Z3(sol26)が保証してもらえる期間は2017年12月末までだそうです)
そこで候補を絞っていくと、HUAWEI Mate 9(51090YMG)とZenFone Zoom S (ZE553KL)が候補に残りました。
僕もそうだったのですが、今回のレビューは
- 特にゲームはしない(けどいつかするかも)
- とにかくカメラがいいスマホが欲しい
- バッテリーは絶対大容量
- 国内製にこだわらず海外製でもいい
- 機能的に充実したスマホが欲しい
- mineoで使えるSIMフリースマホを探している
という人が参考対象になるんじゃないかと思います。CPUがどうのこうの…というガチスペック勢以外の人向けです。
HUAWEI Mate 9(51090YMG)はバッテリーとカメラ・カラーが魅力
まずはHUAWEI Mate 9(51090YMG)のスペックから見ていきましょう。
サイズ | 高さ156.9mm 幅78.9mm 厚さ7.9mm 重さ190g |
カラー | シャンパンゴールド、ムーンライトシルバー、ブラック |
OS | Android7.0 |
CPU | Kirin 960 オクタコア (4 x 2.4GHz A73 + 4 x 1.8GHz A53) |
メモリ | RAM 4GB / ROM 64GB / microSD カード(最大256GB) |
バッテリー | 容量4000 mAh (一体型)※ 急速充電対応 5V/2A or 5V/4.5A or 4.5V/5A |
ディスプレイ | 約 5.9インチ, FHD (1080×1920ドット), IPS |
カメラ | メインカメラ( ダブルレンズ):1200万画素カラーセンサー + 2000万画素モノクロセンサー 開口部F2.2 / 光学手振れ補正 / 2色フラッシュ / 2倍ハイブリッドズーム 4-in-1 ハイブリッドフォーカス(像面位相差 + コントラスト + レーザー + デプスAF) インカメラ:800万画素 (開口部F1.9 / AF) |
通信方式 | FDD-LTE B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28 TD-LTE B38/B39/B40/B41 キャリアアグリゲーション 2CA対応 WCDMA B1/B2/B5/B6/B8/B19 GSM 850/900/1,800/1,900MHz |
その他 | SIM スロット:Nano SIM x 2 測位方式:GPS / AGPS / Glonass / Beidou / Galileo センサー:加速度, コンパス, ジャイロ, 環境光, 近接, HALL, 指紋認証, 気圧 音楽再生フォーマット:MP3, MIDI, AMR-NB, AAC, AAC+, eAAC+, AMR-WB, WMA2-9, RA, PCM, OGG, FLAC 音楽ファイルフォーマット:MP3, MP4, 3GP, WMA, OGG, AMR, AAC, FLAC, WAV, MIDI, RA 動画再生フォーマット:4K video, H.265, H.264, H.263, MPEG-4, MPEG-2, RV7-10, Xvid, VP8, WMV9 動画ファイルフォーマット:3GP, MP4, WMV, RM, RMVB, ASF |
よく分からないよ。という項目が色々ありますが、とりあえず赤字の所が個人的に重視したところです。
僕はスマホでゲームをしたりしないので、特に高速処理が必要なことはなかったりします。
ブログやYoutube撮影に必要なカメラ機能と、朝から使って夕方には10%を切ってしまうようなバッテリーでないことが条件。特に大画面!ということにこだわりはありません。
カメラ部分に魅力があるのがHUAWEI Mate 9(51090YMG)ですよね。こちらはmineoの場合「Dプラン」のみで利用が可能です。
本体カラーのシャンパンゴールドは…なんかカッコいいなと思っただけです。すいません。
ZenFone Zoom S (ZE553KL)はバッテリーとカメラ・軽さが魅力
続いてZenFone Zoom S (ZE553KL)のスペックを見ていきましょう。
サイズ | 高さ154.3mm 幅77mm 厚さ7.9mm 重さ170g |
カラー | シルバー、ネイビーブラック |
OS | Android6.0.1 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 625 (オクタコアCPU) Adreno™ 506 |
メモリ | RAM 4GB / ROM 64GB / microSD カード(最大2TB) ASUS WebStorageサービス5GB (永久無料版) Googleドライブ100GB (2年間無料版) |
バッテリー | 5000mAh リバースチャージ機能 |
ディスプレイ | 5.5型ワイド TFTカラータッチスクリーン AMOLEDディスプレイ Corning® Gorilla® Glass 5 アンチフィンガープリント 1,920×1,080ドット (フルHD) |
カメラ | メインカメラ( ダブルレンズ):1,200万画素Webカメラ内蔵 + 1,200万画素ズームカメラ内蔵 レーザーオートフォーカス デュアルカラーLEDフラッシュ インカメラ:1,300万画素Webカメラ内蔵 |
通信方式 | FDD-LTE B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28 TD-LTE B38/B39/B40/B41 キャリアアグリゲーション 2CA対応 WCDMA B1/B2/B5/B6/B8/B19 GSM 850/900/1,800/1,900MHz |
その他 | IM 1: 2G/3G/4G nanoSIMスロット SIM 2: 2G/3G/4G nanoSIMスロット デュアルSIMデュアルスタンバイ nanoSIMカード(SIM2)とmicroSDカードは排他利用となるため、同時に使用することはできません。 GPS(GLONASS、Beidouサポート)、加速度センサ、電子コンパス、光センサ、近接センサ、 ジャイロスコープ、指紋センサ、RGBセンサ |
やっぱり「?」な項目が多いですが、カメラの性能がいいスマホを探している人は僕と同じような所をチェックするんじゃないかと思います。
HUAWEI Mate 9(51090YMG)とZenFone Zoom S (ZE553KL)の性能を比較
分かりやすいようにそれぞれの重要項目だけを比較してみます。
機種 | HUAWEI Mate 9(51090YMG) | ZenFone Zoom S (ZE553KL) |
重さ | 重さ190g | 重さ170g |
バッテリー | 容量4000 mAh (一体型) | 5000mAh リバースチャージ機能 |
ディスプレイ | 約 5.9インチ | 5.5型ワイド |
カメラ | メインカメラ( ダブルレンズ):1200万画素カラーセンサー + 2000万画素モノクロセンサー 開口部F2.2 / 光学手振れ補正 / 2色フラッシュ / 2倍ハイブリッドズーム 4-in-1 ハイブリッドフォーカス(像面位相差 + コントラスト + レーザー + デプスAF) インカメラ:800万画素 (開口部F1.9 / AF) | メインカメラ( ダブルレンズ):1,200万画素Webカメラ内蔵 + 1,200万画素ズームカメラ内蔵 レーザーオートフォーカス デュアルカラーLEDフラッシュ インカメラ:1,300万画素Webカメラ内蔵 |
メモリ | RAM 4GB / ROM 64GB / microSD カード(最大256GB) | RAM 4GB / ROM 64GB / microSD カード(最大2TB) ASUS WebStorageサービス5GB (永久無料版) Googleドライブ100GB (2年間無料版) |
カメラについて
カメラに関しては、HUAWEI Mate 9はLeica(ライカ)製のレンズを使用しているということで評価が高いのですが、実際に使ったことがないので正直良く分からないというのが実際のところです。
ZenFone Zoom S (ZE553KL)の方は、おそらくプロのカメラマンが使って撮影しているだろうとはいえ、実際に撮影した写真がギャラリーで掲載されています。
どちらにせよ、撮影した写真を多少なりとも画像加工してアップすることになると思うので、撮影しそうなシーンに合わせて選べばいいのかな?と思います。
個人的には、インカメラを使って自撮りをすることはありませんが、これからYoutube動画を撮影したりする時に何かと便利かな?と思ったのでインカメラがZenFone Zoom S (ZE553KL)の方が性能がいいのも魅力的でした。
32秒間の長い露光が可能なのもZenFone Zoom S (ZE553KL)の魅力じゃないかと思います。夜景なんかも綺麗に撮れるんじゃないでしょうか?
バッテリーについて
バッテリーはHUAWEI Mate 9(51090YMG)の4000mAh に対してZenFone Zoom S (ZE553KL)は5000mAhとかなりの大容量です。
にも関わらず、重さは170gとHUAWEI Mate 9(51090YMG)より20g軽いのはいいですよね。
ただし、110g台のスマホなんかも今はあることを考えると、決して超軽い!といえるスマホではありません。個人的にはXperia z3も同じくらいの重さだったので気にならないかな?という程度。さすがにこれだけのバッテリーでもっと軽くするというのはまだまだ難しいんじゃないでしょうか。
ちなみに、新品のZenFone Zoom S (ZE553KL)が届いてから電源を最初に入れた時、バッテリーは60%でした。
木曜日の朝8時半に電源を入れて、普通に設定したりネットを見たりだのなんだのをやってましたが、バッテリーが0%になって電源が落ちたのは土曜日の朝8時過ぎでした。
実に48時間くらい充電60%で実使用できたので、新品とはいえバッテリーもちが凄いなと実感しました。
ストレージ容量について
本体ストレージは共に64GBと共通ですが、使用できるmicroSDカードの容量が違います。
ZenFone Zoom S (ZE553KL)はなんと2TBまで対応可能。…なんですが、現在販売されている最大容量のmicroSDカードはだいたい256GBみたいですね。
しかも、2TBのmicroSDカードなんかあっても凄い価格なはずなので、2TBまで対応しているとはいえ実際にあっても購入して使うのは現実的に難しいんじゃないでしょうか。
それよりもこまめにパソコンにデータを移動させたり、クラウドのストレージを使った方が現実的じゃないかなと感じます。
実際にまだ色々な写真を撮れていないので肝心のカメラに関してのレビューが抜けてしまっていますが、少し触っただけでもカメラの性能が悪くないのが分かります。
近々色々なシーンで撮影をしてみようと思っています。もちろん動画も撮ろうと思ってますが、ASUSショップで購入すると専用の三脚も付いてくるのでちょっとおすすめかも。屋外での撮影が多いかも?という場合は三脚があると便利ですよね。
ちなみに、今回購入したASUS「Zenfone zoom s」ですが、mineoの場合「Aプラン」での利用が可能ですが、その場合「au VoLTE対応SIM」である必要があります。
Xperia Z3の場合はnanoSIMだったのでSIMを変更する必要がありましたが、通話・通信共に問題なくau VoLTE対応SIMで動作しています。
お値段は5万円代後半と高価ですが、写真をたくさん撮りたい!カメラの性能がいい端末がいい!という場合は、新しい端末としてZenfone Zoom Sは候補に入れてもいい端末だと思いますよ!