こんにちは。かの地からスタッフの興介です。
ほぼ毎日見てるという人も結構いるYouTubeですが、いわゆる「歌ってみた」「弾いてみた」といった動画ってありますよね。「弾いてみた」動画とはちょっと違いますが、ソロギター系も僕の大好きな分野の1つです。
自分も弾きたくなる「弾いてみた」系動画
まずはマイケルジャクソンの「Black or White」からどうぞ。
うん、これは無理です。
そもそもギターパーカッションなんてやった事がない。
↓こちらの方がいわゆる「弾いてみた」ですね。
でも弾けないとしても、聞いてると凄いと思うのと同時になんだか楽しくなってきませんか?音楽の楽しさを純粋に味わえるのは、こういった「◯◯してみた」ならではだと思います。
「フリーザがFを叩いてみた」
で、中には「叩いてみた」という動画もあるわけです。ドラムプレイを撮ったものですね。
僕は大のBABYMETALメイトなんですが、「BABYMETALを叩いてみた」動画が見たくて見てたんです。すると、右側に出てくる関連動画に明らかにおかしい人物を発見しました。
タイトルは、「フリーザがFを叩いてみた」。気になるじゃないですか。「F」という曲は、ミクスチャーバンド」マキシマムザホルモン」の曲で、ドラゴンボールのフリーザ様を歌った曲です。曲の勢いとカッコ良さもさる事ながら、歌詞がおもしろい。
マキシマムザホルモン「F」の歌詞は→マキシマムザホルモン「F」の歌詞
「F」って曲、一体何なの?
このマキシマムザホルモンの曲名から、最近ドラゴンボールの映画で「復活のF」が上映されましたよね。あのFは、曲名でフリーザのFだったわけです。当時、ナメック星編の後に復活したフリーザがトランクスに瞬殺されたが小学生の時めちゃくちゃショックだったのを思い出します。トランクスカッコ良かったよね。
そして、この動画です。
フリーザ様が自身の事を歌われているFを叩く。見ないわけにはいきません。
再生してみると、めちゃくちゃドラムの音がいい!そして巧い!
妙に凝ったカメラワーク!当然のようなドヤ顔!こっち見んな!
最近は編集ソフトも手軽になってきているので、プロ顔負けの動画がYouTubeにたくさんアップされていますが、それにしても良く出来てる。
ドラム教則ビデオのようでもあり、所々に入っている笑える要素。つい笑ってしまいます。そして動画の最後に書かれた文字は「THE WASTED」。
広告だったんか!
そんなの気になるに決まってるじゃないですか。すぐに検索しましたよ。バンドよりもフリーザ様が誰なのかが気になりまして…。
あ、ちなみにこっちの「フリーザが「めざせポケモンマスター」を叩いてみた」も素晴らしかったです。
広告だった動画でカッコ良いバンドに出会う
バンドの方はミクスチャーバンドではないようなんですが、なんかカッコいいぞ。こういうの好きです。
ディナーショーで各テーブルを握手しながら渡り歩く感じといえばいいのか(例えが変でスミマセン)、こんなプロモってあんま見なかった気がします。
次にギターを買う時はピンクのストラトにしよう。秘かにそう思ってフェンダーメキシコ辺りを狙ってるんですが、こんなガツンと来るギターの音と、どっしりしてパワフルだけどメリハリがあるベースの音がたまりません。昔僕もベースを弾いてた頃にこんな音を出してた気がします。好みの音だなぁこれ。
で、まんまとプロモーションに引っ掛かって検索までしてしまったわけですが、フリーザ様がドラムを叩いていなければ。そしてその曲がFではなかったら。多分、数多のYouTube動画の中で僕はこのバンドと出会っていなかったと思います。
YouTubeを使った宣伝の効果
僕はテレビも見ない、雑誌も見ない、ラジオも聞かない…という生活なので、偶然このバンドを見かける可能性は限りなくゼロに近い。
これがインターネットの面白い所で、プロモーションのやり方も千差万別に変わってきてるんだなぁと実感しました。最初にTHE WASTEDが動画一覧の中に表示されていても、「知らないバンドだから見なくていいや」と、聴けばカッコ良いのに埋もれてしまう。
本意かどうかは別として、違うバンドの曲ではあるけれどまずは見て興味を持ってもらう。興味を持てば関連動画も見るし検索もする。検索して曲を聴いてもらえさえすればカッコ良いのが分かる。
これって、他分野でも同じ事なのかもしれません。
それにはクオリティや話題性、そしてほんのちょっとの「面白さ」が必要なんだな…と、改めて勉強になりました。
しかし…僕はBABYMETALを聴いてたはずなのに…気付けば夜が更けていくのもYouTubeの面白さですね。
最後に、BABYMETALのroad of resistanceとBABYMETALを叩いてみたを置いておきます。
それでは皆さん良いYouTubeライフを!