卵を使った料理はみんな好きですが、生卵をそのまま使った卵かけご飯とか最高に美味しいですよね。
今回は、生卵の卵黄だけを使って簡単に作れる卵黄の醤油漬けにチャレンジしてみました。簡単なので今日作ってみては?
卵黄の醤油漬けの材料
材料はとてもシンプルです。
基本的に必要なのは以下の3つだけ。
生卵(卵黄のみ) | お好きな数だけ |
出来れば甘口の醤油 | 黄身が半分浸かる程度 |
みりん | 少量(大さじ1~2) |
浸ける日数にもよりますが、卵は出来るだけ新鮮な物を使った方が安全だと思いますよ。
元々味の強い高級な卵を使って作るのもアリかもしれませんが、普通にスーパーで売っている1パック100円ちょっとの卵でも全然美味しいですよ。
卵黄の醤油漬けの作り方
材料もシンプルなら作り方もシンプルなのが卵黄の醤油浸けの魅了です。
- 生卵を卵白と卵黄に分ける
- タッパー等に黄身が半分程度浸かるくらい醤油を入れる
- みりん大さじ1~2杯を足して混ぜる
- 卵黄を3の中に入れる(破れないように)
- フタをして冷蔵庫で保存する
手順としてはすっごく簡単ですよね。生ものですから必ず冷蔵庫で保存してください。
冷蔵庫に卵黄の醤油浸けを入れたらだいたい2時間程度から食べられるそうなのですが、2~3日寝かせると最高!と色々なサイトで紹介されていました。
日が経つほどに徐々に卵黄が硬くなってくるんだそうです。
せっかくなので1日目と2日目を食べ比べてみる事にしました。
卵黄の醤油浸け1日目
実は今回2種類の醤油で作ってみましたが、辛口醤油だと醤油の味が強すぎて卵黄の味が負けてしまう感じでした。
おすすめなのはみりんを多めにするか甘口の醤油(尖った辛さのない醤油)で作る事です。
それでは1日目の卵黄の醤油漬けを見てみましょう。
分かるでしょうか?ぷるぷるした卵黄ではなく、水分が外に出た分だけ醤油を吸ってフニャフニャになっています。
シワシワの卵黄は箸で崩さないと破れない感じです。半熟玉子のようなトロッとした感じがまだ残っています。
すでに醤油に浸けてあるので、醤油をかける必要はありません。
かつおぶしをかけて風味を増すのもいいですが、おすすめはやっぱりシンプルなこの状態でいただく事です。
初めての黄身の醤油漬けだったので一番味を確認できそうな卵かけごはんにしましたが、これは大正解でした。
2日目の卵黄の醤油漬け
正直言って、僕の好みは1日目でした。
2日目の黄身の醤油漬けは、どうしても醤油の味が強すぎてしょっぱくなってしまうというか…。
黄身本来の甘みとか旨みよりも醤油の味が勝っている感じです。この辺は好みかもしれませんが、1日経てばいい頃合いと思ってもらってもいいかも。
醤油を違う物に変えたり、みりんを多くしてみたりワサビを入れてみたり等、色んなアレンジをして一番自分にとっていい物を探してみるのも面白そうですね。
このように、2二日目になると色も黒ずんできてだいぶ醤油の味が滲みているのが分かります。形もしっかりと崩れにくい硬さになっているのが分かると思います。
箸で2つに割っても形が崩れません。若干トロッとした黄身がじんわりと流れる程度で、ほとんどの黄身は半ゼリー状のようになっています。
ラーメン屋さんで出てくる半熟の味付き煮卵を想像してもらうといいかも。あんな感じです。
これはこれで十分美味しいですが、このまま食べたので醤油の味がきつかったのもあるかもしません。
マヨネーズをかけても相性が良さそうでしたよ。簡単なお酒のツマミになりそうです。
番外編:焼肉丼featuring黄身の醤油漬け
普通の卵かけごはんも十分美味しかったんですが、どうしてもやってみたくて試したのがこの焼肉丼に黄身の醤油漬けを乗せるという「考えただけで絶対うまいやつ」です。
- 丼にご飯を盛る
- 焼肉を真ん中を空けて敷き詰める
- 真ん中に卵黄の醤油漬けを乗せる
- ネギとゴマを添える
- 焼肉のタレを適量全体に振り掛ける
感想を言うまでもなく、めっちゃウマイやつですこれ。
黄身を少しずつ箸で取っては焼肉とご飯と一緒に口の中に掻き込むんですが、「あぁ~!んん~!」としか言葉が出てきません。
ただでさえ美味しい肉&卵が、卵黄を醤油漬けにしてある事で味の深みがマシマシです。
書いててまたコレが食べたくなってきてますから、多分今夜も我が家はコレですね。
卵黄の醤油漬けはアレンジ次第でもっともっと美味しくなりそうなので、色んな方法に挑戦していきたいと思ってます。
あなたも今日作ってみてはどうでしょうか?