こんにちは。かの地からスタッフの興介です。
「お好み焼きなら徳川で~♪友達たくさん、つっくり~ま~しょ~♪」というCMは広島から山口県にかけてお住まいの方ならたくさんの方が知っているほど有名ですが、お好み焼き食べるなら自宅が一番!ということでホットプレートを購入したので早速作ってみました。
今回作るのはとってもシンプルなお好み焼きです。
・小麦粉(薄力粉)
・水
・みりん
・味の素
・キャベツ(適度に小さく切ったもの)
・輪切りネギ
・もやし
・紅ショウガ
・塩
・そば1玉
・卵1個
そばと卵以外は、例によって全て適量です。うーん、正に男の料理ですね。
生地ですが、小麦粉と水を合わせて適度なとろみがあるくらいでいいと思います。1対1に近いかな?あまり水が多すぎると焼きにくいし生地としても物足りないので、お玉ですくった時にトローッとするくらいを目安にしてみてください。
広島風お好み焼きを作る所要時間は15分程度
簡単に時間をかけずに作る事が出来るのも、お好み焼きを自宅でおすすめするポイントの1つです。約15分もあれば作れます!思い付いた時にホットプレートですぐ作れますし、もしホットプレートがない一人暮らしの方でもフライパンで作る事も出来ます。ひっくり返すのはもしかすると初心者の内はフライパンの方が簡単なのかも…。
まずはお好み焼きの生地を焼こう
これは特に何も考えず勢いでやってください。円形に焼くのですが、色々考えて綺麗に焼こうとすると…僕はよく失敗します。均一にならなくても少々気にせずにお玉に取った生地をホットプレートに流し入れ、お玉の底の部分で円形に広げてください。
広島風お好み焼きのキャベツは少なめがベスト?
自宅でお好み焼きを作ると、おそらく店で食べるのと違って火力が足りません。広島風はキャベツの甘みが醍醐味!という方もいるとは思うのですが、今回作るのは「もやしとそばが主役」のお好み焼きです。おやつ感覚で食べれるので、簡単に作れておつまみにも最適なお好み焼きなんです。
火力が足りない=水分が逃げにくい、という事なのですが、それだけでなく上からバンバン強く叩く事もホットプレートではできません。なので、僕の持論なんですがキャベツはこの写真くらい思い切って少なめにしてみてください。
お好み焼きのネギの量
ここはお好みになるのですが、お好み焼きには「ネギ焼き」なるものが存在するくらいネギは隠れた名脇役です。ネギ多めが好きな方は多めに入れるのもいいでしょう。
広島風お好み焼きにはもやしをたっぷり!
焼きあがってもシャキシャキとした歯ごたえで最後まで楽しませてくれる「もやし」は、山盛りで入れたいところ。多くて美味しくなくなる事は全くないので、これくらい山にしてみてください。
山にしたもやしを円形に広げます。生地が隠れるほど入ってますね。これくらいが美味しいんです!
ここで味を付け足すために塩を適量振り掛けます。
何やら遠近感がおかしくなってる写真になっていますが…(笑)お好み焼きが格段小さいわけでも、塩が格段大きいわけでもありません。
お好み焼きには紅ショウガも必須!
あまり入れすぎると味がきつくなってしまうのですが、アクセントに紅ショウガは必須です。入れすぎてるくらいが美味しいんだ!という方も、まずはこれくらいの量で試してみて。
広島風お好み焼きはそばが決め手
決め手!と言いながら恐縮ですが、スーパーで販売している一玉30円程度の焼きそばで十分です。でも、そばorうどんが広島風には必ず入っているものなのでどちらかをご用意ください。一玉まるごと乗せてしまいます。豪快!
ここがポイントなんですが、チキンラーメンの「たまごポケット」のように手で広げて真ん中を開けてください。
広げた部分に卵を割って載せます。この時点で美味しそうですが…
その上から、お玉で残った生地を適当に振り掛けます。焼いた時にそば側部分にも生地を付けるわけですね。
お好み焼きはためらわずひっくり返すべし
コテもしくはフライパン返しで「勢いよく」ひっくり返してください。ここが苦手な人もいらっしゃいますが、多くが「ひっくり返す時にためらう」傾向があるように思います。思い切りが肝心です!失敗してもいいじゃない!味は変わらないもん!(笑)
広島風お好み焼きは薄く薄く!
ひっくり返したお好み焼きを、上からジュウジュウと鉄板に押し付けて潰してください。まんべんなく押さえつけるとこれくらい薄くなります。食べる時に食べやすい上におやつ度数もアップする気がするので(あくまで個人的感想)、念入りに潰しましょう。薄いお好み焼き=下町っぽくて好きです。
5分~10分でさらにひっくり返す
ここでフタをする方もいますが、「おやつ感覚で食べるお好み焼き」なので面倒な事はせず、5分~10分放置して頃合いを見てひっくり返してください。これくらい焼き色が付いていれば問題ありません。そばをパリパリさせたいなら、少し長めに焼くのがいいでしょう。
食べる前にお好み焼きを切っておく
ここは僕の小さなこだわりなんですが、ソースを付ける前に食べやすい大きさに最初から切ってしまいます。こうする事によってソースが切る度にヘラについてお好み焼きからソースが離れてしまうことを防げますし、食べ進めていってもお好み焼きが美しいままで保てます(笑)冷蔵庫から出した直後のソースは冷たいので、ソースを追加でかけていってるとお好み焼きが冷めちゃうっていうのもあります。暖かいままで食べるのが美味しいですからねお好み焼きは!
お好み焼きには「おたふくソース」
お好み焼きにかけるソースは市販でたくさんの種類がありますが、広島風に付けるなら言わずと知れた「おたふくソース」でしょう。心の味、故郷の味…色々な言い方がありますが、ソウルフードならぬソウルソースが「おたふくソース」です。
これでもか!というくらいたっぷりかけるのが好きなので、たくさんかけます。
鉄板でグツグツ煮えるおたふくソース。絶景かな。
さて、この上に何を乗せましょうか?
お好み焼きによく合う「炒りゴマ」をトッピング
通常なら「かつおぶし」や「青のり」をかけるところですが、ちょっとストップ!ぜひ「炒りゴマ」を試してみてください。ソースの甘みとゴマの香ばしさが相まって最高に美味しいです!これは、我が家が親子4代に渡ってお世話になっている「おこのみタキ」でのトッピングです。
初めて食べる人は「美味しいの!?」と訝しげになりますが、食べると納得してくれます。お好み焼きには炒りゴマ!是非新しい味の発見をしてみてください。
お好み焼きにはマヨネーズも美味しいです
もちろん、マヨネーズをかけても美味しくいただけますが、おたふくソースと炒りゴマだけでかなり食べ進んでしまえるはずです。マヨネーズをかけるとゴマの香ばしさが飛んでしまうので、出来ればマヨネーズなしで食べたいところです。
ヘラでお好み焼きを食べてお店気分
箸で食べるのもいいんですが、このようにヘラを使って食べるとアツアツの状態でいただけますし手軽な「お店気分」も演出できます。僕はヘラで食べる派なので、この写真を見てるだけで食べた気分になれてしまいます(笑)
温度を見つつ保温にしたり弱火にしたり調節してくださいね。
まとめ
ハフハフしながら食べる「おやつ感覚のお好み焼き」、いかがでしたか?
そば玉なのに豚肉入ってないじゃん!と思った方、それは「豚玉」と呼ばれる物で、今回作ったのは「そば玉」と呼ばれる物です。
豚肉も同時に焼いてはいるんですが、必ず焼いた豚バラ肉に塩をかけてそのままアツアツの内に食べてしまうので、毎回我が家のお好み焼きに入る事はありません(笑)
お好み焼き通の方からすると「邪道だ!」と言われる作り方かもしれませんが、楽しみ方は人それぞれ。このお好み焼きを食べながら飲むエクストラシャープは最高!←最近初めて飲んでハマってしまった
キンキンに冷えたビールと、アツアツのお好み焼き。
今の季節の夜にピッタリな組み合わせですよ!
簡単に作れるので試してみてくださいね!