うちの奥さんもよくお世話になっている、料理レシピの定番サイトといえば「クックパッド」ですが、意外と料理屋でなければ食べられないと思っていたレシピも載っていたりします。
以前、某レストラン等で「牛すじ肉の赤ワイン煮込み」を食べて美味しかったので「もしかしてこれも家で作れたりするんじゃないの?」と調べてもらったら、ありました。
クックパッド公開中「牛すじ肉の赤ワイン煮込み」のレシピ
[blogcard url=”http://cookpad.com/recipe/629405″]
上記のクックパッドレシピで紹介されている材料は以下の通り。
牛すじ肉 | 200g~300g |
玉ねぎ | 1/2個 |
にんにく | 1欠片 |
小麦粉 | 小さじ1 |
ローリエの葉 | 2枚 |
赤ワイン | 100cc |
水 | 100cc |
コンソメ | 小さじ1/2 |
ケチャップ | 大さじ1 |
ウスターソース | 大さじ1 |
赤ワイン | 大さじ2 |
塩コショウ(今回はハーブソルト) | 少々 |
パセリのみじん切り | 少々(今回は乾燥パセリ) |
クックパッドのレシピと違う所は、塩コショウにハーブソルトを使っている所と、パセリはボトル入りの乾燥パセリ、そして赤ワインはアルパカを使っています。
早速「牛すじ肉の赤ワイン煮込み」を作っていきます
まずは牛肉の下処理からはじめます
まずはお肉ですが、牛すじ肉です。
牛すじ肉と言えば「とにかく安い」けど「硬い」部位。でもしっかり煮込む事で牛丼であったりスジ煮込みなど、美味しい料理に化ける部位でもあります。
脂などはこのまま使って美味しさを引き出してしまいましょう。
鍋にお湯を沸かし、色が変わるまで茹でます。この時点では全くおいしそうに見えないしアクが凄い…。
色が変わったら、ザルにあげて水で洗い流しながらアクを取っていきます。アクが残るとエグみにもなってしまうのでしっかり洗いましょう。洗ったら適当な大きさに包丁で切って食べやすくしておきます。
見た目には美味しそうな肉ですが、このままだとおそらく硬くて子供では食べられないんじゃないかと思います。これから煮込む事で全く違った肉質になっていきますよ。
続いて、野菜も加えて炒めます
鍋にオリーブオイルをひいて少し温まったところでスライスしたニンニクを入れていきます。ニンニクのいい匂いがしてきたら玉ねぎ、牛すじ肉を投入します。
牛すじ肉を入れて、玉ねぎがしんなりするくらいまで炒めます。こうして見るとカレーでも作ってる最中みたいですね。圧力鍋で作るとそっちにも応用が効きそうです。
玉ねぎがしんなりしたところで、小麦粉を小さじ1杯入れ、さらに炒めていきます。全体に小麦粉が行き渡るように混ぜ合わせながら炒めましょう。こうやって小麦粉を効果的に使うのは西洋料理って感じがしますね。
牛すじ肉の赤ワイン煮込みの醍醐味「赤ワイン」投入
赤ワインを100ccほど取ります。「赤ワイン」といっても、赤ワインを普段飲まない人だと何を入れたらいいのか分からないと思うんですが、個人的にオススメなのは最低でも700円以上くらいするミディアムのワインでしょうか?
何度か違うワインで作ってもらったんですが、スーパーで一番安いようなワインを使うと出来上がりの味わいに「エグみ」が出ます(これはほんとに感じるので不思議なところ)。料理用みたいな赤ワインもあんまりな感じでした。
飲んで「美味しい」と感じるワインが一番いいんでしょうが、飲まない人は味が分からないと思うので、リーズナブルな「アルパカ」がいいんじゃないかと個人的には思います。
[blogcard url=”https://www.asahibeer.co.jp/enjoy/wine/alpaca/″]
うちで作るときは「アルパカ・カベルネ・メルロー」です。これはスーパーで安ければ500円以下で売られています。飲みやすく、しっかりした果実味もあって1500円くらいでもおかしくないワインだと思います。僕は、もう1年くらい1日1本のアルパカを消費しているのでヘビーユーザーだったりします。
とまぁ、アルパカでなくてもなんでもいいんですが、とにかく何種類か試した結論としてはワインの値段とワイン煮込みの味は比例するっぽいです。値段というより果実味の強さだったりするかもしれないんですが…。ワインには「ライト」「ミディアム」「フル」とあって、どの種類に属するワインかはだいたい背面のラベルに書いてあるので確認してみてください。味の「深み」のようなものなので、ワイン煮込みを作る場合、「ライト」は避けた方が無難だと思います。
赤ワインと水を入れたら、ローリエの葉も入れて煮込んでいきます。今回は普通の鍋で調理しますので、弱火で1時間少々じっくりと煮込みます。水分が少なくなりすぎたら水を足しましょう。
牛すじ肉が柔らかくトロトロになったら、ローリエの葉を取り除いて調味料を入れていきます。
調味料は、コンソメ/ケチャップ/ウスターソース/赤ワイン大さじ2/塩コショウ(ハーブソルト)の部分です。
汁にとろみが出てくるくらいまで煮詰めていきましょう。
じっくり煮詰めたら、赤ワイン煮込みの完成です!調味料だけでなく、牛すじ肉から染み出した脂が味わいを深めてくれて赤ワインが飲めない人でも美味しくいただける事間違いなしです。先日バーベキューをした時にこれを持っていったら子供たちも喜んで食べてくれました。大人にも大好評でしたよ。
ポテトなどを添えても牛すじ肉の赤ワイン煮込みは美味しいです
ご飯のおかずとしても美味しいんですが、やっぱり僕はお酒のおつまみとして食べたいですね。
写真は、にんじんを茹でた物とマッシュポテトを添えて、牛すじ肉の赤ワイン煮込みに生クリームを垂らしています。もちろん生クリーム無しでも美味しいので、柔らかい肉料理が好きな方はぜひ牛すじ肉の赤ワイン煮込みに挑戦してみてはいかがでしょうか?
かの地からで販売中のハーブソルトはここでもいい仕事をしてくれました!