先日、「Youtuberになるために必要そうな物をリストアップしてみた」という記事を書きましたが、今回はその続編です。
動画編集用のパソコンを探しています。僕の自宅にあるパソコンのスペックはこんな感じ。
OS | Windows 7 |
CPU | Core i5-2320 |
メモリ | 16GB |
容量 | 500GB HDD |
ビデオチップ | intel hd graphics |
Windows内蔵のムービーメーカーで試しにビデオ動画を編集しようとしたのですが、読み込むスピードが激遅な上にカクカクしてしまって全く話になりません。
どこに問題があるのか?というと、結論として全部問題アリなんですが、かの地からスタッフにも向けて説明していこうと思います。
元々動画編集をしようとして購入したパソコンじゃなかった
元々、このパソコンは某社を立ち上げた時に共同作業が出来るようにと購入しました。
仕事としては主にエクセルでのデータ編集や作成、そしてAbobe社のPhotoshopやIllustratorを使った画像作成と編集…というもので、そこまでのスペックを必要としませんでした。
とりあえずCPUはCore i5くらいでちょっとだけスペックがあればいいや。という考えだったので、基本的にこのパソコンで動画編集をしようと思うと難しいです。
それぞれの理想を書いてみます。
OS | Windows 7➔これはこのままでも良い |
CPU | Core i5-2320➔Core i7シリーズ |
メモリ | 16GB➔32GB |
容量 | 500GB HDD➔SSD+HDD |
ビデオチップ | intel hd graphics➔独立型のグラフィックボード |
この通り、全てを見直す必要が出てきます。
特にビデオチップは、CPUに内蔵されているものなので非力過ぎて動画編集の場では全く役に立ちません。
CPUに内蔵されている=グラフィックボード無しで最低限画像は表示するよ~というものなので、CPU内蔵型ではなく独立したグラフィックボードが必要なんだと思います。
メモリに関しても、以前「【超初心者】4Gから16Gへ。初めてのパソコンメモリ増設に挑戦!」でなんとかメモリを増設したものの、出来るだけ多くのメモリを積んでいた方が作業効率がいいはずです。
そして処理速度の速さにも関係するSSDではなく、HDDなのもスピードが求められる編集作業では向いていません。SSD+HDDで、データはHDDに保存し作業はSSDで…というやり方が理想的なんじゃないでしょうか。
とにかく数をこなす必要があると思うので、処理速度は速ければ速いほどいい
Photoshopなんかでの画像編集もそうですが、始めた頃の最初の内って時間がかかりますよね。なぜかと言うと、作業に馴れていないから。
どんな作業でもそうで、馴れるにはとにかく数をこなすことが必要です。
運良くECサイトをいくつか経験したので、Photoshopでバナー作って~とかいう場合はもう何千枚と経験していますから作業は早いです。
同じように動画編集もスピード感を持って進めるには、処理速度の速いパソコンでガンガンやっていくしかありません。
動画を読み込むのに10分、編集作業を開始出来るようになるまで数分、書き出しに数十分…と時間がかかっていると、数をこなすこと自体が難しいので(今のパソコンでは1つも作業ができないけど…)、パソコンのスペックは本当に大事になってくると思います。最近、パソコンに高いお金を出す人の気持ちがよく分かります。
スペックの高いパソコンはWindowsかMacか?
Youtubeをやっている人ってMac率が高いですよね。MacにするかWindowsにするか?って結構悩む人が多いと思うんですが、スペック的にはたいして変わらない。という感じでした。
余談ですが僕が産まれて初めて触ったパソコンは実はMacなんですが、今となっては20年前くらいの話。すっかりWindows派なので、Macのことがサッパリ分かりません。
最近パソコンを選んでいる中でMacにするべきなのかなぁ…とMacを調べる機会があったのですが、正直言って「安ければMacにしよう」くらいの気持ちでした。
そして実際必要そうなスペックに増設していくと、Windowsより高くつきそうでした。
高い上にMacの使い方を覚えないといけないので、僕はすぐに候補から消しました。でもスペックが何種類かしかないっていうのは、パソコン選びの仕方としてはすごく選びやすいと思います。
直感的に使えるからMac!という人もいるようなのですが、おそらくそのパソコンでブログの更新などもやっていく事になると思うので、ちょっと面倒くさそうかな…というのが正直な気持ちです。
WindowsのBTOパソコンを選ぶのがいいかも
BTOパソコンっていうのは、構成が比較的自由に出来る受注生産パソコンのことです。
SONYやTOSHIBAなど、有名メーカーのパソコンと違って価格が安いのが特徴。メーカーパソコンでは不要なソフトが最初からインストールされていることが多いですが、BTOパソコンにはそれがありません。
必要なものだけが入っていて、好きなようにカスタマイズしてもらえるパソコンと思ってもらえるといいかも。
パーツを購入して自分で組み立てるということもやろうと思えば出来ますが、静電気でパーツがパーになった時のことや自分以外の人に組んでもらえるというメリットを考えると、自作パソコンよりBTOパソコンの方が僕はいいかな?と感じます。
とりあえず、目についたBTOパソコンを挙げてみます。
マウスコンピューターBTOパソコン クリエイター入門用にも最適な基本モデル DAIV-DQZ510E3
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ i7-7700 プロセッサー |
グラフィックボード | Quadro® P600 |
メモリ | 16GB PC4-19200 (8GB×2/デュアルチャネル) |
容量 | HDD2TB※オプションでSSD追加可能 |
価格 | ¥129,800 |
パソコン工房BTOパソコン SENSE-R027-i7-LX-CMG [CG MOVIE GARAGE]
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Core i7-7700 |
グラフィックボード | GeForce GTX 1050 Ti 4GB GDDR5 |
メモリ | DDR4-2400 DIMM (PC4-19200) 32GB(8GB×4) |
容量 | HDD1TB※250GBのSSDは+18,980円 |
価格 | ¥137,980 |
ドスパラBTOパソコン raytrek-V XT
OS | Windows 10 Home (64ビット版) |
CPU | インテル Core i7-7700 |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GTX1060 6GB (CUDA 1280) |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM(PC4-19200/8GBx2/デュアルチャネル) |
容量 | SSD250GB&HDD2TB |
価格 | ¥149,980 |
ツクモBTOパソコン 4Kモニタ対応PC GX7J-A81/4KT
OS | Windows 10 Home (64ビット版) |
CPU | インテル® Core™ i7-6700 プロセッサー |
グラフィックボード | NVIDIA® GeForce® GTX 1070 |
メモリ | PC4-19200 DDR4 16GB (8GBx2)※最大 32GB メモリスロットx4(空き2)288-pin |
容量 | SanDisk製 480GB SSD |
価格 | ¥159,800 |
動画編集向けパソコンは最低15万円前後の価格帯?
上記は、各サイトでクリエイターズパソコンとして販売されているものですが、ある程度動画編集のための最低のスペックを求めるならば、15万円前後が予算としてかかりそうです。
Core i7にもシリーズがあり、どれが一番動画編集に向いているのか?グラフィックボードはどれが一番相性がいいのか?など、気にするとキリがないのでまだまだ勉強が必要ですね。
実際にSSD搭載パソコンを触ったこともないので、どこかのタイミングで実店舗に出向いて少し触ってみるのがいいのかもしれません。
動画編集用のパソコン選びの参考になれば幸いです。