HABBO HOTEL 懐かしのアバターSNS

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遊び

が初めてパソコンを触ったのは、ノストラダムスの予言が大外れした1999年でした。
当時のネットの事を思い出すと今より凄く面白いんですが、今回は今から10年以上前に僕がハマったSNSのお話です。

 

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アバターチャットの魁的存在だったHABBO HOTEL

今でこそ「アバター」という物が普通に存在しますが、当時のHABBOホテルはアバターやアイテム等の見た目がドット絵だった事もありスーパーファミコンやメガドライブ世代ど真ん中だった僕らにとって最高の遊び場でした。

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HABBOホテルは2000年にフィンランドでスタートしたサービスでSNSのくくりに分類されていますが、SNSとはちょっと違ったのかな?というイメージがあります。

What is Habbo Hotel?

まず自分のアバターを作って、色々な場所に出かけるというシステムなんですが、「HABBOホテル」という名前だけあって、HABBOの世界はホテルの中という設定になっています。その中に公共の場とプライベートスペース(自分の部屋)があって、まずは公共の場で色々な人に話しかけたりして友達を作り、自分の部屋や相手の部屋にお邪魔したりして会話する…という流れ。基本的にはチャットサービスです。
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往年のメガドライブでの名作「ランドストーカー」のような斜め視点の表示には理由があって、HABBOホテルでは2次元ではなく2.5次元のような「高さ」の概念も表現していたからです。上の画像では階段で高さを表現しているのが分かるかと。

移動はゲームのように実際に移動したい場所をクリックしてアバターを動かすんですが、なかなか初対面の人の所には話に行きづらいものです。

そんな時は上の画像の黄色い円形の中心にいる金髪のツンツン頭の男性のように、椅子に座ったりそのへんに突っ立ったりして、周りの会話をひとまず聞いてみて入れそうな会話に入っていく…という事も出来ました。近くにいる人(黄色い円形のあたりまで)の会話が聞ける範囲というのがあって、そこに入っていない人の会話は流れる事がないため、画面上が会話でいっぱいになるという事がないようになっています。

アバターで好きなキャラクターを作れるっていうのも当時は個性的で良かったですね。基本的に同じ格好の人には合わないので分かりやすかった。

あまりSNSと感じないのは、プロフィールなんかを詳しく書いたり日記的な物もなかったためです。プロフィールなんてすごく簡単なもんだったし、基本的にチャットしてばかりなのでこの後登場したmixiやfacebook等とは全く違う内容でした。

RUINING RELATIONSHIPS ON HABBO! – Habbo Hotel Trolling

 

自分の好きなようにHABBO部屋をカスタマイズ

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自分の部屋は好きにカスタマイズできるんですが、アイテムによっては課金方式でした。仲良くなった人から「これあげるよ」と、アイテムをもらえるようなありがたい事もあったのですが、それゆえ低年齢化が進んだHABBO後期には「クレクレ君」と呼ばれる、初対面でいきなり「なんかアイテムちょうだい」と言ってくるような人が多くなったイメージ。また、今では携帯ゲームなんかで当然のようにある「レアアイテム」も当時のHABBOの中にも存在していました。10年経ってもそのあたりの人の欲望は変わりませんね。

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※人によって部屋が全く違うのもおもしろいところ

すごく面白かったHABBOホテルですが、日本版は2003年にスタートし2009年にサービスを終了しています。現在は海外版であればユーザー登録してログインしてチャットを楽しむ事が出来ますが、残念ながら日本語対応していないので英語が出来ないと難しそう。

[blogcard url=”https://www.habbo.com/″]

「konnichiha」「hanasimashou」みたいなローマ字での日本語でしたら話せるでしょうが、読むのが面倒ですねこれ。

日本版がもし復活したとしたら、多分やってしまうだろうなぁ…。当時いた人たちは元気にしてるんだろうか?オフ会として世界の山ちゃんで手羽先を食べたり、僕はノンケですが新宿2丁目で何度か飲んだりしたのもいい思い出です。

で、もう7年も前に終了したサービスをなぜ?と思われるかもしれませんが、グーグルプレイでアプリを見かけたので今回記事にしてみました。

[blogcard url=”https://play.google.com/store/apps/details?id=air.com.sulake.habboair&hl=ja″]

2003年当時から基本的には変わっていないHABBO。変わってないだけに最初から完成された世界観だったのかもしれません。そのHABBOの世界観を楽しむだけでも一度やってみる価値のあるSNSかもしれません。